外資系の会社に転職して良かった

社会人になってから50歳を過ぎる今までに6回の転職をしてきましたが、47歳で今の外資系の会社に転職して、仕事のヤリガイは大きくなりましたし、家族と過ごす時間や夫婦二人の時間だけでなく、自分の自己啓発や自己研鑽にかける時間も充分に確保できるようになり、ワークライフバランスの充実した生活を送れるようになりました。

転職しようかどうか迷っている方は、今のように転職が当たり前になった時代には多くいらっしゃるかと思いますが、思いきって転職することで開ける未来もあるとは思いますので、ぜひ一度、真剣に転職を考えてみてはいかがでしょうか。

私自身、今までに転職後スグに既存の正社員と一緒にパワハラを受けて、転職に大失敗した例もありますが、その後なんとか転職し直して軌道修正して今のように仕事のヤリガイも収入も満足のいく外資系の会社に転職できるようなケースもあるので、まぁ転職は悪い事ばかりではありませんので、転職サイトや転職エージェントに登録してどのような求人情報があるのかチェックしてみるだけでも、視野が広がるのではないでしょうか。

そこで、いま私が勤務している外資系の会社に転職して良かったこと、メリットをいくつかご紹介したいと思います。

仕事のヤリガイが増え、給料も納得のいく金額を頂けるようになりました

社会人になって以降、一貫してずっと経理総務の仕事をやってきましたが、今の会社に転職してから2年ぐらい経ったとき、以下のような理由で人事(HR)担当として任命を受けました

・今後の会社の売上規模と人数規模の拡大に伴い人事機能やHR機能の必要性が高まってきたこと

・普段から30代や40代の若い社員のお悩み相談係みたいな役割を自然にやっていたこと

・会社の今後のあるべき姿を考える事・そしてそれに向けた制度設計を考える事などが得意と言うか好きだったこと

40歳ぐらいの頃から「組織は人」と思いながら一度は人事業務をやりたいと思っていたので、大変有難い抜擢でした。

人事(HR)分野だと最近では、タレントマネジメント、1on1ミーティング、コーチング、ウェルビーイング、ダイバーシティー、ワークライフバランスなどのキーワードが注目されていますが、それらのどの分野にも大いに興味・関心があり、私自身は、働く人がヤリガイや幸せを感じながら仕事をできる環境作りに喜びを感じてしまう性分なので、経理と総務と人事の3分野にまたがって仕事をできるというのはとても幸せな環境で仕事をさせてもらっていると感謝しています。

フレックスタイム制を申請することなく毎日使えるので通勤が楽になりました

古くから伝統のある会社だとフレックスタイム制という言葉すら存在しない会社もまだまだありますし、フレックスタイム制という制度はあっても申請・承認が必要だったりしてなかなか使いづらい会社もあったり、私自身も今の会社に転職するまではフレックスタイム制が存在する会社に勤めたことはありませんでした。

が、いま勤務している外資系の会社にはフレックスタイム制があり利用は自由、コアタイムさえ会社に居れば、あるいは仕事をしていれば、朝は何時に出社しても構いませんし、午後もコアタイムの終了する時間を過ぎたら基本的には何時に帰っても構いません。

ただし、自分のやるべき仕事、部署の抱えた業務をしっかりとこなした上での話しですけどね・・・

なので、私の場合は朝の出社は毎日10時出勤とさせてもらっています。

片道2時間かかる通勤時間と、なるべく朝のラッシュを避けたいので、家を出るのは毎朝8時。

毎日朝起きたら、瞑想とヨガと筋トレとトイレ掃除と読書と炊事など、朝のエクササイズや自己研鑽などの朝活をやっている私にとっては、朝家を出るのが8時というのはとても有難い事だと思っています。

会社には感謝しかありません

コロナウイルス感染問題が起きて以降、在宅勤務制度も導入されたので、自由度の高い働き方をできるようになりました

2020年3月以降、全世界的に広がったコロナウイルス感染症対策のため、日本でも大企業を中心に在宅勤務制度を導入して、会社に出勤しなくても自宅で仕事をできるという働き方が推進されるようになりました。

私が勤める会社でも他社の例に漏れず在宅勤務制度を導入しましたが、今では完全に定着したので、コロナウイルス感染問題がある程度収束して以降も在宅勤務制度は維持・継続されると思います。

私もバックオフィス業務中心の事務方ではありますが、部署の人と代わる代わるの調整をしながら週に2回は在宅勤務で仕事をできるようになったので、在宅勤務を利用する日は通勤時間の往復4時間を、自分のこと、家族のことに使えるようになりました。

そのため、在宅勤務の朝は自己啓発や自己研鑽に時間をかけられるようになり、夕方18時に仕事を終えてからは妻に代わって夕飯作りをするなど家事を手伝えるようになったので、妻としても私の会社の在宅勤務制度はとても有難いと感謝しています。

残業が月平均10時間未満、いまはコロナ禍の影響で残業0、なので平日も家族と一緒に夕食を楽しめるようになりました

いままで勤務してきた会社はいかにも日本的という文化や風土の会社が多く、有給休暇を取得しづらい主な理由としては、

・上司が残業していると帰りづらい

・有給休暇の取得は風邪を引いた時や家族の大事なイベントなどよっぽどの理由がある時だけ

・さらに、有給休暇の取得を希望したら、やたら詳しく理由を聞かれるなど(私用なんだから、どーでもいーじゃねーか! と叫んでしまいたくなる心境になる方も多いと思いますが・・・)

日本ではまだ残業前提の仕事をしている会社も多く、本来なら2.5人~3人は必要というような業務量の部署でも2人で無理矢理回しているというような会社も少なくないのではないでしょうか。

その点、本社がヨーロッパにあるという理由もあってか、私が勤める会社はとても有難い事に、過度な残業や休日出勤が無いよう、必要ならば人を採用する、という方針でやってくれているので、ある部署やある一人に過度に仕事が集中するというような問題は、今のところ起きていません。

これから売り上げ規模が上がっていく過程でそのような問題も発生する可能性はあると思いますが、そこはしっかりと適正業務量と適正配置を考えるようにしていきたいと思っています。

という私は、人事の問題や組織運営について色々と考えることが好きなので、誰から言われることもなく、自宅で休日仕事をやってたりしていますが・・・

また、有給休暇の取りやすさと言う点については、やはり組織風土や企業文化、あるいは上司次第という点が一番の理由になっていると思います。

私が勤める会社は社員全員が転職組、半分以上はバイリンガル、海外で仕事を経験した人や留学経験がある人もいて、有給休暇が取れないなんて言ったらスグに退職します、と言うような人ばかりなので、有給休暇が取りづらいというような雰囲気にはなり得ないというのが、有給休暇が取りやすい一番の理由なのかもしれません。

なので、私が勤める会社でよく有給消滅しているのは、営業の男性陣や私のような超昭和世代人間ぐらいですね・・・

ということで、私が外資系の会社に転職して良かったこと、メリットを書いてきましたが、一概に外資系が全て良いという訳ではなく、仕事の成果に対する評価は確かに厳しいと思いますので、自分の理想とする仕事観や生活感やライフスタイルなどを見直してから、自分の生き方にあった会社探し・転職活動をされることをお勧めいたします。