30代の転職活動

30代の転職では、ビジネススクールに通ったことをキッカケに、自分自身の成長とスキルアップ、さらには収入アップを目指して、34歳、36歳の時に合わせて2回の転職をしました。しかし、2回目の転職先でも勤務2年目に経営方針がガラッと変わってしまい、結果その会社を辞めて、その後数年間は派遣社員としての生活を送る事になりました。

34歳、36歳のときに合計2回の転職

利用した転職サイトは、1回目(34歳の時)がエンジャパン、2回目(36歳の時)はリクナビネクストでしたが、リクナビネクストの方ではスカウトサービスというものがあったのでそれを利用したところ、たまたまスカウトを受けた企業に応募してスムーズに転職をすることができました。

その2回目のリクナビネクストでのスカウトを受けてから転職までの話しが自分的にはあまりにも幸運すぎる体験だったので、ご紹介させて頂きます。

36歳のときの転職は幸運そのものでした

当時勤めていたインターネット広告会社は毎日忙しくて残業や休日出勤が多く、まだアイフォンなどスマートフォンというものも存在しない携帯電話全盛の時代だったので、転職サイトの求人情報のチェックをするのは自宅に帰った後、パソコンを開いてからでないとできなかったため、平日であれば深夜に1時間~2時間、土日は朝から夕方までずっと、エンジャパンやリクナビネクストなど各転職サイトの転職情報をチェックするような毎日でした。

なので、次の会社を探す時間も無いままそのとき勤めていた会社の退職日を迎えようとしていたんですが、そんな折、リクナビネクストに掲載されている会社からスカウトメールが届き、そのスカウトメールに書かれていた募集要項と自分の職務経歴や希望条件と照らし合わせたところピッタリ合っていたので、「ぜひ面接を受けさせてください」と返信のメールを送っておいたところ、翌日スグに先方の面接の可能日程が返信されてきました。

ただその面接の指定日が、その時勤めていたインターネット広告会社での勤務最終日だったのですが、私としてはそのようなチャンスをみすみす逃すわけにはいかないため、その時の上司に頭を下げてお願いして、勤務最終日の昼間の2時間を有給消化という形で中抜けさせてもらい、面接に行かせてもらう事になりました。

そしてその面接では、創業会長とその奥様の創業者二人とお話しをさせていただき、結果、その面接の翌日には内定の連絡を受け、全くブランクを開けることなく次の会社への転職が決まり、前職の退職日の翌月の1月からスグに次の会社での勤務をスタートすることができました。

リクナビネクストだけの限定求人多数

実はこの転職の時は、インターネット広告会社の退職日が12月の25日前後(正確に覚えていません)で決まってはいたものの、次の転職先が決まっていなかったので妻には言いづらく何も話していなかったため、退職日翌月に次の転職先が決まった時は本当に嬉しかった、と言うか、とても安心しました。

しかし、その2回目の転職先は建設業で、仕事は面白かったですし、給料もそれまででは一番良い給料を頂けていたので、大変満足して働いていましたが、会長の経営方針が面接の時に聞いていた事とはガラッと変わってしまい、さすがにオーナー企業という感じでしたが、私が所属していた経理総務部内もギクシャクするようになり、創業者と部長と職員内でもゴタゴタが起きるようになり、自分としても納得して働けなくなってしまったので、その会社も辞めることとなってしまいました。

ただし、その会社では、不動産関係の面倒な支払い管理のためのマクロを組んでエクセルを一歩踏み出たスキルを身に着けたり、資金繰りや土地投資のための借り入れの際のキャッシュフロー計算の資料作りなどもやらさせて頂き、親会社の経理周りでだけではなく、子会社の経理総務全般の業務も行っていたため、経験業務の幅も広がり、大変良い経験をさせてもらったと感謝しています。

また、経理総務を越えた管理系の仕事もさせてもらうこともできたので、30代で転職した2社の経験は、結果的には今の自分の業務スキルに良い影響を与えてくれたと思っています。

しかし、この建設会社を退職した後は、そうスグに転職先が見つかったわけでもなく、転職サイトから応募をかけても転職回数や過去の会社での勤務期間が短か過ぎるなどの問題があったのか、応募してもスグに、「貴殿の希望には添えませんでした」などの返信が帰ってくるばかりで、面接すら受けられない状態が続くようになりました。

派遣契約から正社員への登用を目指して

そのため、「スグに正社員になるのは無理」と諦め、「派遣から正社員への登用の可能性あり」または「紹介予定派遣」という形での会社探しに転職の仕方をシフトすることとなりました。

業績が良くなったところで正社員への登用の可能性あり

「業績が良くなったら正社員への登用あり」というベンチャー企業で2年間派遣として勤務してみたものの、業績が上がらず社員数名のリストラと同じタイミングで辞めざるをえなかったケース。

おそらく、業績が良くなっていればそのまま正社員になって、あわよくば役員になれていたかもしれません。

派遣から正社員へのオファーは頂きましたが・・・

3ヵ月間、派遣として勤務したところ、正社員へのオファーは頂いたものの、某新聞社内での新聞の折り込みチラシの手配という業態だったため、将来性はなさそうと判断してお断り。

妊婦さんの産休の代わりの勤務という派遣契約でしたが、正社員へのオファーあり

妊婦さんの産休の代わりに半年間、派遣として勤務するだけという契約でしたが、会社の月次処理、決算業務、資金繰りなどの仕事をできてしまったため、社長から随分と気に入られてしまい正社員へのオファーを頂きましたが、通勤は片道1時間もかからず楽だったのですが、派遣だったにも関わらず残業が多く(産休で休んでいる妊婦さんより業務範囲が広がってしまったため)、会社全体として残業が多く帰りづらい雰囲気の会社だったので、働きづらいと思い正社員へのオファーはお断りしました。

転職を何回もしていたせいで、次の就職では妥協したくなかったんですね。

某有名海外アーティストの会員制クラブの運営等を手掛ける会社で派遣から始めて3ヵ月で正社員として採用

社員数10名ほどのオーナー系企業でしたが、経理総務全般の業務を一人でこなせる人を探していたので、私に白羽の矢が立ったそうです。

前任の方は既に辞めてから3ヵ月以上たっていて経理総務は停止状態(・・;

既に期の半分を過ぎてしまっていたので、まずは3ヵ月間未処理の状態だった経理処理を進めて何とか通常状態に戻し、さらに給料計算ほか総務系業務もこなせたこともあり、社長の目にかないスグに正社員へのオファーを頂きました。

会員制クラブの運営という初体験の業種だったことと、経理総務専用の部屋も用意されて全て自分のペースで仕事を進めることができたので、仕事は面白く働きやすい環境だったので、断る理由もなく、5年ぶりに正社員として働くことになりました。

以上、30代での転職経験はこのような滅茶苦茶な感じでしたが、経験企業数が6社と、色々な会社の色々な運営方法や、色々な人とコミュニケーションを取る機会があり、特にこの30代で身に着けたコミュニケーションスキルは、その後の仕事に大いに役に立つことなりました。

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