TOEIC試験、三か月で160点(460点→630点)伸ばしたテキストと勉強法

TOEICのListening & Reading試験、三か月で160点(460点→630点)伸ばした方法はズバリ、800点以上を取っている方のお勧めしているテキストを絞り込んで買ってそれをただ毎日コツコツこなしただけです。

ただし、それらのテキストを買うだけで満足していたら得点は一切あがりませんので、

毎日10分、いや、5分だけでも良いので、TOEIC対策のための英語の勉強に取り組む時間を確保すること

そして、毎日英語の勉強に取り組姿勢やヤル気を持続・習慣化するためのモチベーションの維持の仕方についても、

お伝えさせて頂きます。

ちなみに私の直近のTOEIC、L&Rの試験結果は以下の通り。

2022年12月18日:460点

2023年 3月 19日:630点

2022年12月受験の460点から2023年3月の630点の達成、170点アップのために取り組んだテキスト

以下で挙げるテキストが一番良いという訳ではなく、週に2~3回は片道1時間45分かけて通勤電車で会社に通っている私にとって、カバンに入れて持ち運びしやすく、問題の形式にもよりますが15分~30分で一問~三問ぐらい回答して見直し・復習までこなせる一番取り組み易いサイズと内容だったので、朝日新聞出版のTOEIC L&R TESTシリーズに絞ってTOEIC試験対策テキストを購入しました。

でも今後は当然、700点、800点と目指すにあたって朝日新聞出版以外のテキストも自分に合う良いものあれば購入することになると思います。

では早速、私が三か月間で取り組んだテキストを紹介しますと、以下の4冊になります・・・

ただし、全てのテキストとも最後までこなせない状態で2023年3月19日のTOEIC L&R試験に臨んだので、大事なことはとにかく毎日コツコツと続けることではないでしょうか。

TOEIC L&R TEST 5分間特急 超集中リスニング

TOEIC L&R TEST 5分間特急 超集中リスニング

5分あれば一問は取り組める、毎日継続するには最良のテキストではないでしょうか。

このテキストのお蔭で、隙間時間を活用したTOEICの勉強の習慣を身に着ける事ができました。

私の場合は往きの通勤電車の中で45分(週に2~3回ぐらい)、前回に解いた問題の復習と新しい問題を解くを繰り返していました(いずれも、5回のリスニングと超高速音読と言われるリーディング)。

ちなみに一冊をやり終えたのがこの記事を書いている2023年5月7日なので、630点を取った3/19の試験の日にはまだ半分ぐらいしかこなせていなかったはずです(・・;

そして私にとって特に参考になっているのが、195頁に書かれている超高速音読(著者の八島さんが命名)というトレーニング。

本当はそのまま抜粋したいのですがそれだと著作権法違反になってしまうので要約すると・・・

  1. まずはスクリプト全体をゆっくりと文章を理解しながら音読
  2. 意味を取れるようになったら徐々に速度を上げながら何秒ぐらいで読めるかを測り
  3. 最終的には自分で可能な限界の最高速度で、できれば10回繰り返しで音読
  4. その後にそのスクリプトを聞くと自分でも信じられないぐらいの感覚で聴きとれるようになっているはずです。

と、これを電車の中でいつもやっています。

今は電車に乗っている方の殆どがスマホ片手にイヤホンを着けている人が多いので、それほど大きな声を出さなければ多少声を出しても誰も気にしませんので、電車通勤が多い方はぜひ、リスニング&超高速音読のトレーニングをされてみてください。

もちろん、電車に乗っていない時でも、家で取り組んでも充分に効果があるテキストだと思います。

TOEIC L&R TESTパート3・4特急 実力養成ドリル

TOEIC L&R TESTパート3・4特急 実力養成ドリル

タイトルの通りパート3・4対策テキストです。

リスニング問題対応力と、単語や語彙を増やすのにお勧めだと思います。

在宅勤務の日の仕事を始める前の一時間、土日休日のいずれかに一時間ぐらい、週に2~3回程度、回答と復習を繰り返すように取り組んでいました。

が、このテキストもまた、この記事を書いている2023年5月7日時点ではまだ一冊をやり終えてなく、1/3ぐらいしか進めていません。

理由は、4月いっぱいは本業の決算と月次締め処理が忙しく、ほぼ毎日出社して残業もして、それで間に合わずに土日には持ち帰り仕事、さらにゴールデンウィーク中も休日業務を強いられていたため、4月は自宅では英語の勉強をする時間を殆ど確保できなかったためです(・・;

でも今から、6月の700点達成に向けて本気で取り組み直します。

TOEIC L&R TEST出る単特急 金のフレーズ

TOEIC L&R TEST出る単特急 金のフレーズ

通勤の帰りの電車の中でまずは30分の読書をした後、乗り換えた後の電車の中で「出る単特急 金のフレーズ」を聞き流すような感じで10単語~20単語ほど、各フレーズ5回音読のリピートをしています。

私の場合は文脈の中で出てきた単語は憶えやすいのですが、単語帳に乗っている単語を一語一語完全に暗記するのは苦手なため、金のフレーズは聞き流しとリピート音読程度に済ませて、その代わり、練習問題の中で出てきた知らない単語、意味のわからない単語は音読しながら意識的に覚えるようにしています。

なので金のフレーズについては今後も少しずつ少しずつ進めていく予定です。

公式TOEIC Listening & Reading問題集9

公式TOEIC Listening & Reading問題集9

ツイッターの英語系インフルエンサーの多くの方が仰っていると思いますが、公式問題集は必須、マストアイテムではないでしょうか。

3/19の試験前にはTEST1の2時間の試験を実際に時間を測って受けてみて2時間集中してテストを受ける感覚と、回答後は復習をしてTOEIC英語の内容の理解だけでなく問題の傾向も掴めたので、自分なりの勉強の仕方を見つけるキッカケにもなり、公式問題集はこれからも2~3週間に一回ぐらいは取り組むように月次カレンダーの中にスケジューリングしています。

700点、800点達成のために以下の2冊を買い足しました

ゴールデンウィーク終盤、本業の決算および月次締め業務が落ち着いていよいよ、TOEICの試験対策と英会話レッスンに使える時間を確保できるようになったので、TOEICについては以下の2冊を購入して、「パート5、6」および「パート7」のリーディング対策も本格的に進めていくことになりました^^

1駅1題 TOEIC L&R TEST 読解特急

1駅1題! TOEIC L&R TEST 文法特急

ここまで紹介したテキストが全てという事ではなく、他にも沢山の良いテキストはありますので、御自身で一番しっくりくるテキスト・教材を選んで一回だけで終わらせずに2~3回やりこなす、それが遠回りのようで一番の近道だと思いますし、ツイッターで英語系の指導的・コーチング的なツイートをされている方もよくそのようなお話しをされていますので、まずは自分に合うテキストを見つけてやりこなす、それが最初のステップになるのではないでしょうか。

ここでいくつか、英語学習に刺激を与えてくれるオススメのツイッターアカウントをご紹介します。

DAISUKE@英語習慣化サロン 代表

さやか、英語本300冊読んだ英語コーチ

きなこ、TOEIC時短攻略コーチ@予約待ち

この方達のツイートは英語の勉強を維持して、ヤル気を出させてくれるとても良いキッカケになっています。また、英語学習する上での知識も身に着きますよ。

大事なことは毎日の継続

英語だけでなく資格の勉強や筋トレなど何にでも共通する事かもしれませんが、大事なことは毎日あるいは2日に一回など、少しずつでもコツコツと継続すること。

継続は力なり

千里の道も一歩から

塵(ちり)も積もれば山となる

ローマは一日にして成らず

など、物事を継続することの大切さを言い表す諺や慣用句が多くあるのは、やはりそれなりに理由があっての事だと思います。

何のためにTOEICでハイスコアを目指すのか、目的を明確にすること

スコアアップは目的ではありません、大事なことはスコアアップしてそれを何に活かしたいのか、何のためにスコアを上げたいのか、を明確にすることです。

私の場合はズバリ、「英語で仕事ができるようになること」です。

さらに、ステップアップ、収入アップの転職に繋げられたら尚良しと言う感じです。

なので、TOEIC対策のための英語の勉強だけでなく、DMM英会話に登録してオンラインでの英会話レッスンも受けたり、ネイティブスピーカーの方の英語コーチングのYouTube動画なども観るようにしていますが、それも若干、TOEICのスコアアップに良い影響を与えているかもしれません。

スケジューリングで隙間時間の有効活用を

ビジネスパーソンでも専業主婦の方でも、学生の方でもフリーターの方でも、定年された方でも、暇な人など一人もいません。

皆さん毎日、やらなければならない事は沢山ありますので、それをこなした上でいかに英語の勉強時間を確保するのか、という事もまた重要なポイントではないでしょうか。

そこでお勧めなのが、大まかでも構いませんので、朝起きてから夜寝るまでにどこの時間で英語の勉強をするのか、をスケジューリングすることです。

私の場合は以下のように、LACONIC(ラコニック)というブランドのDIVISION、「一か月の見開きカレンダー」+「見開き1週間24時間対応バーチカル(土日均等割)タイプ」の手帳を使って30分単位でスケジュールを組むようにしています。

左側に予定を書いてチェックしながら、右側に実際の行動結果を書いて毎日振り返りを行っているので、「今日はこれだけ頑張った」と毎日自分を褒めながら自己肯定感を上げられているので、プラス思考タイプの人にはお勧めの方法だと思っています。

当然、仕事が残業になったり休日も仕事になったり、家庭の事情で急用ができたりと、当初のスケジューリング通りに進められないことが多いですし、「今日は英語の勉強はできなかった・・・(T0T)」と言う日もありますが、TOEICの L&R試験で800点のスコアを取るまではTOEIC対策のための英語の勉強を毎日30分以上は予定に入れるようにしています。

また、基本的な時間組みをしていますが、他の予定が早めに終われば今はその空いた時間は英語の勉強に費やすようにしています。

※平日の月~金の昼間の部分は本業の仕事のスケジュールを書き込んでいるので、以下の写真にはまだ本業以外の自分時間の内容しか書かれていません。

LACONICのDIVISION、バーチカル式の手帳は超お勧めのスケジューラーだと思います。

スケジューリングとタスク管理を効率よく進めるたに参考になる本

私のようにキチキチにスケジューリングをしてそれをこなしていくのが好きなタイプの方もいれば、そんなに細かくはスケジューリングをせずにその日の感覚で行動する方がいいというタイプの方もいるので、全ての方にお勧めの方法ではありませんが、私がスケジューリングやタスクをこなす上で特に参考にしているのが以下の3冊の本です。

「1440分の使い方」ケビン・クルーズ著

自分がいま優先すべきこと(MIT:Most Important Task)を理解してまずはそれから取り組むこと、の重要性を多くの成功者の事例からわかりやすく解説してくれています。

~一部抜粋~

■成功者たちの証言

「スケジュール表を使って、15分単位で一日の予定を組みなさい。面倒に聞こえるかもしれないが、これをやれば効率性に関して95パーセンタイルに位置することができる。スケジュール表にないものは手に着かないし片付かない。スケジュール表に入っていれば嫌でも手に着くし片付く。約束だけではなく、運動、電話、メールなどの予定も、この方法で管理するのだ」

― ジョーダン・ハービンジャー(アート・オブ・チャーム共同創業者 ―

~抜粋ここまで~

このハービンジャー氏の話しを読み、自分のスケジューリング方法は間違っていないと確信できました。

人生目標や夢の実現など、結果はまだまだこれからのモノが沢山ありますけど・・・

「1440分の使い方」ケビン・クルーズ著

「7つの習慣」スティーブン・R・コヴィー著

今から約20年以上も前に世界的にベストセラーになった名著中の名著ですが、今でも色褪せない重要な考え方が書かれています。

優先順位付けのマトリックスは定番中の定番ですよね。

「7つの習慣」スティーブン・R・コヴィー著

はじめてのGTD、ストレスフリーの整理術

仕事も私生活も、朝起きてから夜寝るまで別に考えるのではなくそれは一日の流れの中で繋がっているモノ、なので、いかにして無駄を省いて今やらなけれればならない事、今やりたい事に集中できるかが、情報過多の時代の中で自分軸に生きるために必要な考え方。

「把握する」「見極める」「整理する」「更新する」「選択する」

の5つのステップで生活はコントロールできる。

はじめてのGTD、ストレスフリーの整理術

ここまでしなくても能力の高い方ならハイスコアを取れてしまうと思いますが、私の場合は目標を設定して自分を鼓舞し続けていないとツイツイ怠けて勉強を継続できずに結果達成ならず、ということが多いので、今後もこのようなやり方でTOEICに限らずいくつかの夢や目標の実現を目指していきたいと思っています。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。