40代でも転職できる

社会人になってから6回の転職経験のうち、40代での転職は44歳、46歳の時の2回ありました。

ただ、44歳の時の転職では見事に失敗、面接のときにその面接相手がパワハラをするような人とは到底気付くことができず、入社後1年ぐらい経ってから弁護士にも相談をしながら、転職後1年半ほどで次の会社を探しつつ退職をしました。

その後、47歳の時に外資系の会社へ転職。

この外資系の会社は社員数20名規模の会社で、全員が転職組で風通しは良く、フレックスタイム制やテレワーク制度も活用して働き方を自分でコントロールできるので、いわゆるワークライフバランスの充実という点では社員としてはとても働き易い会社なので、50歳になった今も勤務し続けています。

40代でも転職できる

40代になったらもう転職は無理、と考えている方も多いと思いますが、少なくとも私は2回の転職をしているので、「40代でも転職できる可能性は充分あります」という事は断言できます。

しかし、絶対できるかどうかはこの記事を読んでいるあなた次第の問題になりますので、私の方で約束することはできません。

なので、私の経験上お話しできるヒントだけお伝えしたいと思います。

私の40代での転職経験は既にコチラの記事で書いているので、そちらをご覧下さい。

45歳でパワハラを受け、47歳で外資系の会社に転職

まずは今までの職務経験の棚卸をして強みと弱みを再認識

転職エージェントの公式サイトや転職支援サイトなどなら必ずある、転職ノウハウ職務経歴の書き方スキルの棚卸の方法などの記事を参考に、職務経歴のフォーマットに自分の経歴を整理しながら記入して、自分の強みをしっかりと理解するようにしてください。

職務経歴の棚卸の際には箇条書きで簡潔にわかりやすく、応募先で役立つ、あるいは貢献できそうな業務を挙げられると人事担当者の目に留まりやすくなります

また、複数回の転職をしている場合には、

「この会社のココが嫌だった」

「前職の上司が人使いの荒い人だったので」

など、勤めていた会社を批判するような後ろ向きな理由を書くことはお勧めできません

以下のような前向きな理由を、あなたなりの言葉で書くようにするのがお勧めです

「自分をより成長させられる環境を求めて」

「上場業務に携わってみたい」

「伸び盛りのスタートアップ企業で裁量を持って業務に臨みたい」

こちらのアイデムの公式サイト、

「転職ノウハウ」⇒「転職におけるスキルの棚卸し方法とは?」はとても参考になると思います。

転職のプロが薦める優良企業が豊富なのはdoda

登録および転職サービス利用は無料なので、実際に登録してアドバイスを受けるのも一つの方法かもしれないですね。

転職希望先でどのような貢献ができるのか明確にしておく

上記の職務経験の棚卸しとつながりますが、せっかく強みを認識できたとしても、応募先でその強みをアピールできなければ何の役にも立ちません。

10社あれば10社それぞれ業種や事業内容や現在の成長ステージなどが違いますので、応募先それぞれに応じたあなた自身の売り文句を考えられれば、面接の際の印象もそれだけ良くなること間違いありません。

経理であれば、「親会社だけでなく子会社の管理もしていました」、月次締め処理は当たり前、決算処理ができる、会計事務所で税務申告の経験もあります、上場業務に携わっていました、マクロやアクセスなどを使った集計も得意です、など挙げられるものは全て。

総務や人事であれば、就業規則や規定・ルールの見直し、働き方改革に着手して社員の働き方の見直しや残業減らしに貢献、社員満足度の向上も図りました、クラウドサービスを導入して全体効率をアップ、など挙げられるものは全て。

営業であればマーケティングであればクリエイターであれば管理職であれば、など、あなたの経験に応じて挙げられるものは全て。

逆にこれを挙げる事ができなければ、あなたの職務経歴書が人事担当者の目に留まることは無いと思いますので、上記のアイデムの公式サイトなどを参考によーく考えるようにしてみてください。

転職エージェントの利用は必須

転職エージェントは、いったん登録してしまえば必ず担当が付くので、あなたの希望や経験業務に合わせて最適な企業を紹介してくれます。

なので、2~3社の転職エージェントに登録してしまえば、効率よく企業の募集情報をあなたの手元に届けてくれると思います。

なにしろ、登録も転職エージェントサービスも無料で提供してくれますので、使わない手はないですよね。

私が人事担当としてよく人材を紹介してもらっているのは外資系企業に強いJACリクルートメントです。

毎回、英語が話せる、TOEIC800点、海外勤務経験あり、留学経験ありなどの逸材を紹介してもらえるので、大変重宝させてもらっています。

語学を活かして働きたい方に。外資系企業への転職はJAC Recruitment

紹介予定派遣の活用も意外とお勧めです

私の経験では2回、この紹介予定派遣を使ったことがあります

最初から正社員で応募してしまうと、試用期間が数カ月あっても基本的には正社員として入社してからの仕事スタートとなってしまうので、

「いざ転職先で仕事を始めてみたら部長さんが残業ばかり強いる人で職場のみんなが疲弊していた」

「変なお局さんが幅を利かせて女性社員がスグに辞めてしまう」

「DX(デジタルトランフォーメーション)が叫ばれるこの時代に未だに紙ベースの仕事をしている」

「若い人が自由闊達に意見を言える雰囲気ではない」

など、挙げればキリがありませんが、転職してから1ヶ月、あるいはそれこそ1週間も経たないうちに

「失敗したー」

なんて経験をお持ちの方も少なくないかと思いますが、紹介予定派遣であれば最初の2~3ヵ月は派遣契約でやってみて、それでお互い納得できたら無事採用という流れになるので、派遣として仕事をしている間に自分とは合わないなと思ったら正社員へのオファーをお断りすることも可能なので、非常に素晴らしい制度だと思います。

求人数や転職情報数なら転職支援サイト

求人数の多さで選ぶのならやはり転職支援サイトですかね。

いったん登録してスカウトサービスを利用すれば、待っているだけであなたの職務経歴を見て企業の人事担当者が勝手にスカウトメールを送ってきてくれるので、「もしも良さそうな企業や仕事があったら転職したい」というようなあまり焦っていないスタンスであれば、ビズリーチなどに登録してスカウトメール待ちというのもお勧めの方法の一つです。

ただし、あなたの職務経歴に魅力がなければ、スカウトメールは一切届かないと思います。